今回はRAT2 Keeley mod"Mighty Mouse"について書いていこうと思います。
![](https://sounds-detour.com/wp-content/uploads/2018/12/IMGP2147-1024x768.jpg)
Mighty Mouse
言わずと知れたProco RAT2ですが、こちらはKeeleyがモディファイしたものです。
だいぶ前に家にあったRAT2をKeeleyに送ってモディファイしてもらいました。
今ではもうKeeleyはモディファイ物を作ってないようなのでちょっとレアですね。
オリジナルとの違いは、3wayのトグルスイッチがついたことと、
全体的に音がハイファイにスカッとしたところです。
トグルスイッチはクリッピングの方式を変えるものです。
それぞれ見ていきましょう。
音源はレスポールでパワーコードを適当に弾いてみたものです。
・Classic RAT mode
![](https://i1.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2018/12/IMGP2145.jpg?fit=696%2C522&ssl=1)
トグルスイッチは右側
元のRATと同じ対称クリッピングのモードです。
このトグルスイッチは場所によって音量がかなり変わるのですが、
このモードは一番音量が少ないです。
そのかわりゲインは高めで粘っこく歪みます。
サステインがよく伸びるのでシングルコイルと相性がいいかも知れません。
・Phat RAT mode
![](https://i0.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2018/12/IMGP2148.jpg?fit=696%2C522&ssl=1)
クリッパーを片側に一つ加えた非対称クリッピングのモードです。
クリッパーが増えたなのになぜか音量が上がりましたね。
音は粘りがやや少なくも、そこそこ歯切れがよくバランスのとれた音かなと思います。
実は最近まで左右逆で左がClassicモードだと思ってたんで
こちらをメインで使っていました。
ですが、このモードが一番使いやすいかなと思います。
・Mighty Mouse mode
![](https://i1.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2018/12/IMGP2147.jpg?fit=696%2C522&ssl=1)
真ん中はクリッピングなしのモードです。
音量がさらにぐっと上がり、中域と中高域がかなり出ます。
音抜けがとても良くなるかわりに低音はちょっとすかすかになります。
クリッピングがないので歪もややあっさりとした感じですね。
このモードは音抜けがなにがなんでもほしいという場合以外はあまり使わないかもです。
まとめ
全体的に毛羽立った音をしているので、丸い音ではありません。
甘い音を出すには向いていないので、そこだけは注意しましょう。
Youtube版を用意しておきました。
こちらのほうがいろいろと弾いています。↓
(2019/1/25)内部を開けてみました。
どうやらLEDクリッパーが追加されているようですね。
![](https://i0.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2019/01/IMGP2201.jpg?fit=840%2C630&ssl=1)
![](https://i2.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2019/01/IMGP2205.jpg?fit=840%2C630&ssl=1)
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