今回は青木裕さんの「Lost in Forest」について書いていこうと思います。
Lost in Forest
青木裕さんが生前に発表したアルバムですね。
1.I am lost
映画のナレーションみたいな声とリングモジュレーターのかかったギターの
アルペジオが目立つ曲ですね。
たしかリングモジュレーターはこれ↓と同じものだったような?
なんだかリバーブのかかった怪しい音がたくさん入っています。
ボンというバスドラムみたいな音はアコギを叩いているんでしょうか?
2.Open the Gate
こちらものっけからリングモジュレーターのアルペジオが入っています。
ボーカルはホラー映画の曲で出てきそうな感じですね。
どこどこという打楽器の音もギターなのかな・・・
3.851
ギターの音がパイプオルガンみたいな音をしていますね。
ひたすら3連符でメロディーが作られていますね。
全体的に暗めですが最後だけちょっと明るくなって終わります。
4.Waltz of the Bugs
割とストレートなクリーントーンの音から始まって
リングモジュレーターを思いっきり使ったアルペジオが入ってきますね。
ワルツとあるように3拍子でちょっと優雅な曲です。
5.Fury
前曲から続きのように3拍子のアコギのアルペジオから始まりますが、
すぐにものすごいギターソロが入ってきます。
ソロのフレーズがなんとなくDream Theaterっぽいですね。
アコギのアルペジオとミスマッチなところが面白いです。
6.Missing
この曲もリングモジュレーターのかかった音が前面に出ていますね。
奥のガタガタという音は速弾きの音なのでしょうか?
まるでノイズのようです。終わり際はまたギターが入ってきてかなりカオスです。
7.Witch Hunt
ベースみたいな低い音がごりごりと入っていて、中盤からなんだかガガンと派手な音が入ってきますね。
伸びの高い音も不気味です。カチカチと時計の針の音みたいなのはなんでしょうね。
ヴァイオリンぽい音も入っている?
なんとなくこの曲は最近のdownyぽいと思ったり。
8.Im Wald
この曲はなんとなくクラシックぽいですね。
ヴァイオリンソロ曲にありそうな感じです。
がちゃがちゃという音もギターだとするとどうやっているのでしょう?
9.Ghosts in the Mist
リングモジュレーターとリバーブを両方使っているような音ですね。
静かに入ってくるピアノみたいな音が怪しい雰囲気を出しています。
静かにゆっくりと落ち着いた曲ですね。
10.Gryphon / Burn the Tree
リングモジュレーターをかけた音が主旋律を担当するちょっと明るめな曲です。
まるで昔の賛美歌のようですね。
後半はまるでオーケストラの演奏のようなアンサンブルになっています。
ギターでこれだけのものを作るのはさすがだとおもいます。
11.Cave
この曲はクリーントーンの音がメインを担当していますね。
ボリューム奏法なんかもあったりしてちょっとブルースっぽいような気がします。
バックの音はリバーブがうまく使ってあって怪しい雰囲気を出していますね。
12.”B"
リバーブで奥まった音がまるでノイズのようですね。
これまたホラーっぽい雰囲気の曲です。
クラリネットの音みたいな音はどうやって作っているんでしょうか?
13.Colling
一転して重たい感じの曲ですね。ボーカルも入っています。
これもヴァイオリンの音みたいなのがありますね。
最後はノイズだけが残って締めです。
14.Shape of Death
こちらもリングモジュレーターのかかった音が目立っていますね。
そしてリバーブのかかった音がとても不気味にバックで鳴っています。
キーという音がドアを開けたときの音のようです。
まとめ
なんだか全体的に映画の劇伴みたいな曲が多いですね。
それにしてもギターでこれだけの音を作るのにはとても長い研究があったんだと思います。
青木裕さんのアルバムはこれが最初で最後になってしまいましたね。
2枚目を聴きたかったです。
ご冥福をお祈りします。
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よかったら見ていってください。
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