今回はAcustica Audioの「Ultramarine4」について書いていこうと思います。

Ultramarine4
Ultramarineはどうやら有名なFairchild系の真空管コンプのようですね。
それにプラスして同社のイコライザー2つとリバーブがついてきます。




とてもお得ですね。
A-70 Compressor
まずはコンプレッサーからみていきます。
今回のバイパス(いつもの)はこちら↓
いつものEl ReyをオフにしてUltramarineをいれてみます。

すこしだけ音が引き締まるような感じがしますね。
次にプリをオンにしてみます。

ちょっと音の重心が高くなるような気がします。
次に適当にパラメーターを動かしてみます。

音ががっしりと持ち上がりますね。
この状態でプリをいれてみます。

やはり、こちらも若干音の重心が高くなりますね。
ちなみにいつものEl Reyはこんな感じです↓

こちらのほうが華やかな感じですね。
A-27 EQ

2バンドしかないシンプルな真空管イコライザーですね。
左はLOWまたはLOW MID、右はHIGHまたはHIGH MIDを選択できます。
まず通すだけ
とりあえずプリをつけて入れてみます。

音が持ち上がるとうな感じがありあますね。
まずLOWをブーストしてみます。

次にLOW MIDです。

HIGH MIDです。

最後にHIGHです。

HIのブーストがいい感じですね。
見慣れないROLLというノブはLOWは700Hz、
HIGHは1300Hzあたりのゲインを増やすつまみのようです。
A-64 EQ

2バンドのこれまたシンプルなイコライザーですね。
(ホームページにはなぜか3bandと書いてありますが・・・)
まず通すだけ。
次にプリを入れるだけ

ちょっとだけハイが強調されるような気がしますね。
中央の白いつまみは左が80Hzのシェルフ型ローフィルターで、
真ん中がピーク型のHIGHのつまみで、右がHIGHの周波数選択つまみです。
LOWから見ていきましょう。


次にHIGHです。


わかりやすく、効きがいいですね。
A-58 Reverb

こちらはスプリングリバーブのようですね。
プリアンプはオン・オフできないようです。
リバーブはスネアを叩くだけのトラックに通したほうがわかりやすいのでバイバスはこちら↓
まず通すだけ
デフォルトだといまいちリバーブが目立たないので
アウトプットレベルのLEVEL BALを10にします。

DRIVEはそのとおり、信号の歪み量を調整するようです。


EARLY-LATEはリバーブの残響の反射量を決めるようです。


このパラメーターはPRE DELAYのパラメーターと関係があるようです。
右の縦長のボタンが3つありますね。
左側はSTEREO OUTですが、これはモノラルをステレオにするボタンのようです。

真ん中のHIGH QUALITYはリバーブの倍音の量を1~5で変えられると書いてありますが、
よくわからないですね。

SPREADは右のHORIZONつまみと連動して左右の広がりを決めるようです。

便利な機能が備わっていますね。
まとめ
コンプはがっしりとした音になるかなと思います。
EQも倍音が程よく付加されるようで真空管らしさがありますね。
リバーブもざらざらとした感じですね。
個人的にギターアンプにスプリングリバーブの音は
ぴちょぴちょとしたアタック音があまり好きではないので
普段リバーブのつまみは0にしてあるのですが、このリバーブはそんなに気になりませんね。
ホームページはこちら↓
Acustica Audio - Ultramarine 4
EL Reyの記事はこちら↓
今月のプラグインセール情報をまとめてみました。
よかったら見ていってください。
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