今回はEventideの「H910 Harmonizer」について書いていこうと思います。
H910 Harmonizer
古風な見た目のハーモナイザーですね。
単体のものと、ステレオで2台並列になったものの2つが含まれています。
H910
とりあえず今回のバイパス↓
まず、単体のほうから
デフォルトだとこんな感じ↓
単体では主に2ボイスのハーモナイザーとなっていて、
ディレイタイムを中央やや左のスイッチ4つ、フィードバックをその上のつまみで設定します。
フィードバックを上げるとこんな感じ↓
ちなみに、ディレイタイムのスイッチは加算式で同時に押せるようになっています。
なので最大112.5ms(7.5+15+30+60)のディレイタイムとなっています。
そして、左下のOUT 2で2ボイス目の音量を調整できるようになっています。
中央のスイッチはそのディレイタイムを設定するボタンですね。
ここまではハーモナイザーの基本的な設定部分で
ピッチをどれだけずらすかというパラメータは方式を中央右の4つのスイッチで選択して設定します。
一番左のMANは手動(中央右のMANUALつまみ)でピッチシフト幅を決めるモードですね。
上下1オクターブの設定ができるようですね。
次はA-Fモードですが、このモードにするとANTI-FEEDBACKつまみが有効になるのですが、
これはどうもピッチが上下に揺れる効果となるそうです。
かなり強烈な効果ですね。弱めに使ったほうがいいかもしれません。
次はKYBDですが、このモードにすると右下の鍵盤が有効になり、
鍵盤でピッチを指定できるようになります。MIDIにも対応しているようですね。
このモードが一番便利な気がしますね。
最後にENVモードですが、このモードが若干他と違っていて、
入力の強さに反応しエンベロープモジュレーションがピッチにかかるようになります。
なんか猫の鳴き声みたいですね。
ATTACKとRELEASEで上がる速さと下がる速さを決めて、
SENSITIVITYで反応の強さですね。
いろいろやってみました。
なかなかおもしろい機能ですね。
H910 dual
とくにパラメータは変わらないのですが、dualモードがあります。
左右で別々の設定ができるのでおもしろいですね。
こんな感じにデチューンっぽく使うのがきれいでいいかもしれません。
まとめ
なかなかおもしろい機能が入っているハーモナイザーだと思います。
あると便利なタイプのエフェクターですね。
鍵盤で感覚的にピッチシフト幅を決めれられるのがポイントです。
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前回書いたEventideの記事はこちら↓
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よかったら見ていってください。
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