今回はAcustica Audioの「Celestial」について書いていこうと思います。
Celestial
Acustica Audioが2月14日まで無償配布しているプラグインです。
去年も似たような「Ceil」というプラグインがありましたね。
Celestialの元ネタはSSLのFusionという噂です。
CelestialにはMIX向けのMX、MASTER BUS向けのMBが入っています。
とりあえず順番に見ていきましょう。
まず今回のバイパスはこちら↓
MIX
とりあえずデフォルトだとこんな感じ↓
まず、左から。
緑のTEAL STAGINGは倍音付加のセクションのようです。
TEXTUREがいまいちよくわからないですが、つまみを回すと中低域が持ち上がるような気がします。
HARMONICSは中高域ですね。
その右にあるのははいシェルフとローシェルフのイコライザーですね。
ローはなかなか力強くていい感じかもですがハイはちょっとシャリシャリしていますね。
真ん中はハイパスフィルターとローパスフィルターです。
ハイパスはなかなかですが、ローパスはあまり使わないかもですね。
右から二番目の青い部分はコンプのコントロールです。
THRESHOLDを動かしてみるとこんな感じです。
やはり-で圧縮をしていますね。
TIMEはアタックタイムなのかリリースタイムなのかよくわかりませんね。
なんとなくアタックタイムなんじゃないかというような気がします。
もしかしたら両方かもしれません。
右側のYELLOWSTEREOはどうやらスイッチを押さなくても動作するようです。
今回は極端に振ってみましたが、軽く使う分には使えるかもですね。
PANもあります。
下にあるPRE Tはプリアンプのスイッチのようです。
音に力強さが付きますね。
適当ではありますが、設定をしてみました。
割と歯切れのいい感じになりましたね。
MASTER BUS
とりあえず、デフォルトだとこんな感じ↓
同様に左から見ていきましょう。
緑のDRIVEはMXと同じですね。
こちらのパラメータはMXとそこまで変わらないような気がします。
次にシェルフフィルターです。
こちらもあまり変わらないかなと思います。
次は真ん中のハイパス、ローパスフィルターです。
こちらも変わらずかなという所ですね。
そして右のコンプです。まずデフォルトだとこんな感じ↓
THRESHOLDを動かしてみます。
あまり音が変わりませんね。
ここでノブをよく見てみると、MXではSC FILTERだったところがCROSSOVERになっています。
説明を読むと、
The compressor affects the higher portion of the spectrum only.
とのことで、大雑把に訳すと「規定の周波数以上にしかコンプレッサーが作用しない」
そうです。
MXと比べるとコンプの効きが緩やかな気がします。
この辺りのパラメーターの違いでMXとMBを選ぶといいかもしれませんね。
次にTIMEです。
こちらもなんだか音が変わりますね。
Fastだと音がやや重たくなってSlowだとハイ上がりになるような気がします。
最後にYELLOW STEREOです。こちらもMX同様スイッチなしで動作します。
SPREADではなくELLIPTICに名前が変わっていますね。
音はなんだか違うような同じなような判断に悩むところです。
次にDIMENSIONです。
これはなんなんでしょうね。
バスドラの音が変わるような気がしますがちょっと不明です。
MXと比べるとちょっと軽めな音になっているような。
ということで今回も適当ではありますがノブを設定してみました。
なかなかパワフルな音をしているかなと思います。
最後にCeilと比較してみましょう。(勝手にブーストされるので少しレベルを下げました)
Ceilと比べるとCelestialの方がいい音かもしれません。
まとめ
パラメーターの違いもあり、MXの方が大きく音を変化させることが得意で
MBの方が微妙な調整を得意としているような気がします。
負荷はMBの方が重たいですね。
Ceilもそうなんですが、チャンネルストリップではなく別々に使えたらいいんだけどなあと思います。
去年のCeilと同様、2月14日まで無料で貰えるのでぜひもらっておきましょう〜。
ホームページはこちら↓
今月のプラグインセール情報をまとめてみました。
よかったら見ていってください。
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