今回はBlack Rooster Audioの「VLA-2A Mark II」について書いていこうと思います。
![](https://sounds-detour.com/wp-content/uploads/2022/05/a233739dc046df49621e43572263f2b0-1024x356.png)
VLA-2A Mark II
VLA-2AがアップデートされてVLA-2A Mark IIとなりました。
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UIを見るといくつかのパラメーターが追加されているのがわかりますね。
それでは順番に見ていきましょう。まずは今回のバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓
![](https://sounds-detour.com/wp-content/uploads/2022/05/a233739dc046df49621e43572263f2b0-1024x356.png)
パラメーター
その前にデフォルトの状態だとインプットレベルが低くリダクションが起こらないのでGAINとPEAK REDUCTIONをいじって程よくリダクションが起きるようにしておきます。
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ちなみに、旧VLA-2Aで同じように設定するとこんな感じ↓
![](https://sounds-detour.com/wp-content/uploads/2022/05/33ee85d8f7385457066036e34ca7705b-1024x415.png)
なんだかMark IIの方が明るい音のような気がしますね。
追加されたパラメーターはEMPHASIS、CELL SEL、MAKE UP、DRY/WETの4つとEXT SCモードかなと思います。
EMPHASISは入力音にリダクションが反応する帯域を調整するパラメーターで、低くすると低域に反応しやすくなり、高くすると高域に反応しやすくなるそうです。
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このアコギの音は低域が大きめなようでEMPHASISを低くした方がリダクションが強めにかかりますね。
CELL SELは光学式コンプに使われる素子の種類を選択するものだそうです。これによりアタックとリリースが変わります。
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リダクションメーターを見ているとアタックもリリースも遅めなA、アタックもリリースも速めなB、アタック速めでリリースが遅めのCのような印象を受けました。
MAKE UPは最終レベルを決めるパラメーターです。
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DRY/WETでエフェクト音とドライ音の比率を決めます。
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このパラメーターが追加されたのが一番嬉しいかもしれません。
パラメーターはこれだけなので追加されたとは言え、シンプルな構成となっていますね。
テスト
というわけでいくつか試してみましょう。
まずはベースから。バイパス↓
パラメーターは適当に振ってみました。
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次にキックです。バイパス↓
こちらもパラメーターは適当です。
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なかなか暖かい音をしていますね。
まとめ
パラメーターの少なかったVLA-2Aに気の利いたパラメーターが加わって使いやすくなったかなと思います。
特にDRY/WETがありがたいですね。
VLA-3A Mark IIも来たりするのでしょうか。
その他Black Rooster Audioの記事はこちら
今月のプラグインセール情報をまとめてみました。
よかったら見ていってください。
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