PR

iZotope – Neoverbについて

plugin
plugin
記事内に広告が含まれています。

今回はiZotopeの「Neoverb」について書いていこうと思います。

Neoverb

3色の丸い三角形が目立つUIですね。その形からおにぎりと言われていたりします。

早速みていきましょう。今回のバイパス↓

デフォルトだとこんな感じ(Dry/Wetを100%にしています)

パラメーター

三角形は左に書いてある通りですが青がReflections(初期反射)、Plate(プレートリバーブ)、Hall(ホールリバーブ)

の3種類の比率をドットの位置で決めるものですね。

この3つは左の引き出しボタンで詳細なパラメーターを設定することができます。

それぞれみていきましょう。

Reflections

まずReflectionsのみに設定しただけだとこんな感じ↓

Spaceで仮想空間の大きさを決めるようです。大きくすると音が分厚くなります。

このパラメーターは後ろにあるTime及びSizeと関係しているようです。

↑Space 25
↑Space 250

Timeは初期反射が帰ってくるまでの時間を操作するものですね。

↑Time 0

Sizeは仮想空間の大きさですね。単位はmとあったのでメートルかなと思います。

↑Size 4m
↑Size 40m

Diffusionは拡散のことで音の反射量を決めます。

↑Diffusion 50
↑Diffusion 0

Angleは音を反射させる角度のことでこの値を低くすると最初の反射の音が強くなるそうです。

↑Angle 0
↑Angle 100

TONEはLowpassしかないみたいです。(多分)

↑TONE 30
↑TONE 20.0k

Plate

まずPlateのみにするとこんな感じ↓

実はこのPlateをM. ChamberまたはRoomに変更することもできます。

↑M. Chamber
↑Room

とりあえずパラメーターはPlateで試していきます。

Spaceは先ほどと同様TimeとSizeを同時に動かします。Plateだと金属板の大きさでしょうか。

↑Space 0.59
↑Space 5.91

Timeはリバーブが持続する長さですね。左上の音符ボタンでDAWの設定BPMに同期させることができます。

↑Time 0.02
↑Time 24.0

Sizeも同様に仮想空間の大きさ(金属板の大きさ)ですね。

↑Size 4
↑Size 40

Diffusionも先ほどと同様に拡散を決定するパラメーターです。

↑Diffusion 0
↑Diffusion 100

Attackは信号がどれだけ早くエンジンに入ってくるかと書いてあります。

試してみると短くすることで音が鋭く、長くすることで音が柔らかくなるような気がします。

↑Attack 0.00
↑Attack 250

TONEにはCrossoverとDampingの2つがありますね。

CrossoverはHIGHを強調しローを減退させるか(またはその逆)というEQがありますが上のグラフでその度合いを、

左右のバーで中心となる帯域を決めるようです。

↑Crossover 0.0
↑Crossover 1.0

Dampingはローパスフィルターのようで上のグラフで帯域を、下のバーでカーブの勾配を決めます。

↑Damping 1
↑Damping 11

Hall

橙色のHallをみていきましょう。まずHallだけにするとこんな感じ↓

↑Hall

このリバーブはL. Camberに変更することができます。

↑L. Camber

その他のパラメーターなのですが、Plateと同じなので割愛することにします。

Mod

右上にはモジュレーションの設定がありますね。

波形は矩形波と正弦波を選ぶことができます。

↑矩形波
↑正弦波

Smoothはリバーブのテイルを滑らかにするパラメーターだそうです。

↑Smooth 50
↑Smooth 0

EQ

EQにはPre EQとReverb EQがありますね。

Auto Cutというものがあり、自動でやってくれるそうなので試してみます。

↑Auto Cut

Amountで適用率を操作できるそうです。

↑Auto Cut Amount 200%

Reverb EQにはUnmaskという表記になっていてこちらも自動でEQをしてくれます。

↑Reverb EQ Unmask

こちらも同様にAmoutで適用率を操作できます。

↑Unmask Amount 200%

左のMaskingはアナライザーの種類を選択するようです。

↑帯域が白の濃淡で表現される

Reverb Assistant

長々と書いてきましたがReverb Assistantという機能があり、パラメーターを自動で振ってくれるようです。

試してみます。

↑ざっくりとしたイメージを入力する
↑音源を再生して分析中
↑解析が適用される
↑Reverb Assistant

何通りか試してみます。

↑Realistic
↑Dramatic
↑Dramatic Dark

なかなか個性的な音にしてくれますね。

プリセット

ここからはプリセットを試していきます。

↑Fresh Air
↑Ethereal Space
↑Acoustic Snare Tail
↑Clean Snare plate
↑Super Big Dark Snare
↑Large Bright Hall
↑Reflective Room

最後に自分でパラメーターを振ってみます。

アコギ

次にアコギでも試してみます。まずバイパス↓

デフォルトだとこんな感じ↓

まずReverb Assistantを試してみます。

↑Reverb Assistant

ここからはプリセットです。

↑Airy Guitar Plate + Hall
↑Beachy Chorus Room
↑Floating Guitar
↑Medium Bright Guitar Chamber
↑Nylon Acoustic
↑Tiny Rhythm Guitar Room

最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。

ドラム

ドラムでも試してみます。まずバイパス↓

↑今回レベルを下げています

デフォルトだとこんな感じ↓

同様にReverb Assistantを試してみます。

↑Reverb Assistant

次はプリセットです。

↑16th Note Drum Plate
↑Large Drum Starwell
↑Monster Drum Hall
↑Muted Drum Plate
↑Nice Drums
↑Tiny Drum Plate

最後に適当に自分でパラメーターを振ってみます。

ピアノ

最後におまけ程度ですがピアノでも試してみます。まずバイパス↓

デフォルトだとこんな感じ↓

例によってReverb Assistantを試してみます。

↑Reverb Assistant

プリセットを試してみます。

↑Uplifting Piano Chords
↑Piano Key Live Room
↑Widen

最後に自分でパラメーターを適当に振ってみます。

まとめ

2種類のリバーブを混ぜることのできるのがなかなか画期的だなと思います。

音作りもしやすいですし、出音も綺麗ですよね。

Reverb Assistantはやや使いにくいですが、Auto Cutはなかなか使えるかもしれません。

ショップサイトはこちら↓

期間限定(8/2まで)で他のプラグインとセットになったお得なバンドルがあります。(なんと驚きの割引率94%です)

今月のプラグインセール情報をまとめてみました。
よかったら見ていってください。

もしよろしければこの記事に値段を付けてください

コメント

タイトルとURLをコピーしました