今回はTone Empireの「LA Crème」について書いていこうと思います。

LA Crème
レトロなUIが印象的なコンプレッサー/イコライザー/エキスパンダープラグインです。
元ネタはいまいち謎ですがなんとなくVari Muk系の真空管コンプレッサーに見えます。
とりあえず見ていきましょう。まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓

コンプレッサー部
まず上部のコンプレッサー部ですが、ATK(Attack)及びRATIOが2段階、RECOVERY(Release)が5段階とINPUT、OUTPUTのみというシンプルなパラメーターに配置になっています。
とりあえずINPUTを上げ目にしてみます。

AGain(オートゲイン)が効いているので聴感上のレベルはあまり変わらなくなっています。
この状態からATKをslowからfastに変更してみます。

リダクションの効きが速くなるのでコンプ感が増しますね。
次にRECOVERYを試してみます。




RECOVERYが遅い方がリダクションが残るのでコンプ感は増します。
RATIOをlimitにしてみます。

右のULTRA Xはオーバーサンプリングの設定です。

イコライザー部
左下にハイパス/ローパスフィルターがあり、中央にロー/ハイシェルフとピークが2バンドあります。
まずハイパス/ローパスから試していきます


中央のEQは左から試していきます。








エキスパンダー部
エキスパンダーはHとLに帯域が分かれています。
H(High)は3kHz〜20kHz、L(Low)は20Hz〜300Hzを担当しているそうです。
MとSはなんの略かはいまいち不明です。(Mid Sideではないような)




プリセット

ここからはプリセットを試していきます。








最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。

ドラム

ドラムでも試していきます。まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓

プリセットから試していきます。














最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。

ベース

ベースでも試してみます。まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓

プリセットから試していきます。















最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。

スネア
スネアでも試してみようと思います。まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓

プリセットから試していきます。




最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。

キック
最後にバスドラムで試してみようと思います。まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓

プリセットから試していきます。




最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。

まとめ
程よい色付けのあるコンプレッサーだと思います。
色付けが強すぎないので比較的いろいろなソースに使うことができそうですね。
ややエキスパンダーの挙動が謎ですがそれ以外は扱いやすいプラグインなのではないでしょうか。
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