今回はSoftubeの「Transient Shaper」について書いていこうと思います。
Transient Shaper
古風なUIのトランジェントシェイバーですね。
公式によると
ミキシングにおいてトランジェント・シェイピングは極めて重要なテクノロジーですが、SoftubeのTransient Shaperは一歩先を行き、デュアル・バンド・プロセッサーを採用することでサウンドのトレブルまたはベース部分のみに作用するようサスティン・パラメーターとパンチ・パラメーターを別に設定し、残りには手を加えないようにすることができます。これによって、新たな可能性の領域が開かれます。
Softube
だそうです。
とりあえずみていきましょう。今回のバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓
まず左上のSUSTAINでアタックの後の音を減衰または強調します。
右にあるSustain Bandで指定する帯域をHIまたはLOから選択します。
PUNCHはアタック音の減衰または強調のようです。
2つ右にある黄色いバーのFASTまたSLOWはPunch Timeといい、PUNCHの長さを決めます。
スネアだとアタックが短いのでFASTの方が適しているかなと思います。(中間の設定もできます)
こちらも同様にPunch Bandから帯域を設定することができます。
CROSSOVERはHIとLOの中間を決めるパラメーターで、この指定した帯域より上がHI、下がLOとなります。
LEVELはアウトプットレベルですね。
一番右のCLIPとNO CLIPはクリッパーをオンにするかどうかです。
オンにするとレベルの天井を作り、そこで歪ませることで音量を抑えます。
オフにするとそれがなくなります。
右上にあるボタンを押すことによりインターフェイスが拡張されメーターなどが現れます。
下段にいくつかパラメーターがありますね。
HEADROOMは歪む天井を指定するパラメーターで左に動かすほど歪みやすくなります。
HIGH PASSはインプットにあるハイパスフィルターです。200Hzまでで設定することができます。
PHASE INVERTは指定した帯域以下の位相を反転するパラメーターです。最大まで動かすと完全に位相が反転します。
パラメーターはこれで全てかなと思います。
プリセット
ここからはプリセットを試していきます。
最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。
アコギ
アコギでも試してみます。まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓
プリセットから試していきます。
最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。
ベース
ベースでも試してみます。まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓
プリセットから試していきます。
最後に自分でパラメーターを振ってみます。
キック
バスドラムでも試してみます。まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓
プリセットから試していきます。
最後に適当に自分でパラメーターを振ってみます。
ドラム
最後にドラムで試してみます。まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓
プリセットから試していきます。
最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。
まとめ
シンプルながらもうまく音をコントロールできるトランジェントシェイパーだと思います。
HIとLOに分けられているので帯域をある程度指定できるのが便利ですね。
Punch Timeの設定が意外と重要かもしれません。
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