今回はLunacyの「Bismuth」について書いていこうと思います。

Bismuth
Lunacy特有の神秘的なUIが綺麗なプラグインです。
こちらはレゾナンスフィルターを利用して原音から指定した帯域を取り出し和音を作るというエフェクトです。
ちなみにBEAM上でモジュールを呼び出しルーティングに加えることもできます。
とりあえず見ていきましょう。今回のバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓

デフォルトだとRoot C、Major Triadが指定されているのでCメジャーのコードっぽく聴こえますね。

和音の指定はMajor Triad、Minor Triad、Sus2、Sus4、Dominant 7、7sus4、Add9、Major Penta、Minor Penta、Virtual Riot、Major、Natural Minor、Harmonic Minor、Cutomから選べます。
Customでは任意の和音が指定できますのでどの組み合わせにもすることができます。












Octaveは基音の高さを指定します。0〜8オクターブの間で設定することができます。



Spreadは音階をどこまで広げるのかを設定します。-8oct〜8octの間で設定します。



Rootは基音の音階を指定するパラメーターでC↓からC↑まで(2オクターブ)半音階単位で設定することができます。
G↑だとこんな感じになります。

Attackでこの共鳴音の立ち上がりを調整します。


Decayでこの共鳴音がどれくらい持続するのかを調整します。


次にArpとあるアルペジオの設定をみていきます。
Up、Down、UpDown、Converge、Diverge、ConDiv、Random、Chordの8通りから選ぶことができます。








RateについてはDAWのテンポに合わせるモードの他、0.00〜1.00sの範囲で設定することができます。


Spacingを見ていきます。
Warpはピッチシフターのようなパラメーターですが単純なピッチシフトではなくレゾナンスフィルターの共鳴周波数をcompress/stretchさせるものだそうです。
それにより低い音はより低くなるように動き、高い音はより高くなるように動くという結果が得られます。


Shiftも単純なピッチシフトではなく倍音構成を変化させるフリケンシーシフトだそうです。
一倍音が400Hz、二倍音が800Hzの音があったとして、このShiftを200Hzにすると
一倍音が600Hz、二倍音が1000Hzの音となるそうです。


Driftはレゾナンスフィルターをおおまかにぼかし広げ、揺らぎを与えることで柔らかい音へと変化させるパラメーターです。


ここからはMotionセクションに入りますがこれはどちらかといえばトレモロに近い動作をするようです。
StrengthはトレモロでいうDepth(音量の大小幅)と捉えていいかと思います。


RateはDAWのテンポに合わせられる他0.01〜30.0Hzの間で設定することができます。


Unisonは各レゾナンスフィルターの音要素の動きを合わせるのか合わせないのかを決めるパラメーターです。
どうやら通常の感覚と逆ですが0%だと各音要素が同期され、100%だと音要素が分離されるみたいです。
デフォルトでは100%となっているので分離された音の揺れとなっているみたいですね。


Shapeはトレモロの波形を矩形波から正弦波まで動かすことができます。


最後のFilterですがTiltは後段にかかる通常のチルトフィルターと見ていいかと思います。(スペクトルの傾きを操作する)


Qはレゾナンスフィルターの幅を設定します。この値を小さくするとフィルターの幅が狭く鋭くなります。
Driftパラメーターと違うところは音をぼかしたり揺らしたりしないところです。


下のスライドバーで残す周波数帯域を選択します。


最後にあるDepthはDry/Wet比の設定です。

プリセット

ここからはプリセットを試していきます。







































ドラム
少しではありますがドラムでも試してみます。まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓

プリセットから試していきます。





エレキギター
最後にエレキギターでも試してみます。まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓

プリセットから試していきます。



まとめ
幻想的な響きが得られるエフェクトですね。
飛び道具のようなプラグインかもしれませんが効果音として使えるのではと思います。
ここぞというときに役立ちそうですね。
倍音の多い打楽器系のほうが相性がいいかもしれません。
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