今回はSoftubeの「Wasted Space」について書いていこうと思います。
Wasted Space
ややチープな筐体のリバーブを模したUIに見えますね。
公式では「過激なローファイ・デジタル・リバーブ」と銘打ってあります。
とりあえずみていきましょう。今回のバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓(センド/リターンにインサートしてDRY/WETを100 %にしています)
まず左から、PRE DELはプリディレイで0~60msの範囲で設定できます。
TIMEはリバーブタイムで0.0〜4.5 sの設定範囲です。
中央の赤いエリアはAD/DA CONVERSIONとありますが、これはサンプリング周波数を設定するパラメーターです。
左にあるFILTER TYPEは折り返しノイズを除去するためのフィルターで、RATEはサンプリング周波数の設定なのですが、
FILTER TYPEがOFFの時以外は折り返しノイズをハイカットすることで除去するようになっているそうで実質ローパスフィルターのように機能するらしいです。
ちなみにFILTER TYPEの単位はdB/octaveです。
(以下FILTER TYPE以外同じ設定)
(以下FILTER TYPE以外同じ設定)
HIGH PASSは21〜2000Hzの範囲で設定できます。一番下にフェーダーを動かすとOFFにできます。
右上の拡張ボタンを押すと更なる設定画面が出てきます。
HEADROOMはOUTPUTの許容レベルで下げると歪みやすくなります。
HIGH PASSはインプットにあるハイパスフィルターです。200Hzまでの範囲で設定できます。
PHASE INVERTは指定した帯域以下の位相を反転させるパラメーターです。
右に振り切ると全帯域に位相を反転させます。
パラメーターはこれで全てかなと思います。
プリセット
ここからはプリセットを試していきます。
最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。
アコギ
アコギでも試してみます。まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓
プリセットから試していきます。
最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。
ドラム
最後にドラムでも試してみます。まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓
プリセットから試していきます。
自分で適当にパラメーターを振ってみます。
まとめ
暖かい音をしたリバーブかなと思います。
サンプリングレートを下げることで生じるノイズを利用した音作りも面白いかもしれませんね。
レトロな音づくりに役立ちそうですね。
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