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シンセサイザーの音作り その9「エンベロープ・モジュレーション」

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今回は「エンベロープ・モジュレーション」について書いていこうと思います。

前回は「LFO」について解説しました。

エンベロープ・モジュレーション

エンベロープ・モジュレーションは実はLFOと役割が同じで、

パラメータにかかるものだったりします。

LFOと比較すると、

・基本的に鍵盤を弾いた時をトリガーとしてかかりはじめる。

・周期的に繰り返すLFOと違い鍵盤を弾くごとに1度しかかからない。

・上がって下がるか下がって上がるかの2通り。

という差があります。

上がる時間をAttackで、下がる時間をDecayで決めます。

VCO

VCOのピッチにかけると

こんな感じになります。サイレンみたいですね。

速くして何回か弾くと、

ますますサイレンのようになります。

下がって上がるほうは

こんな感じです。

Nord Lead4 のエンベロープ・モジュレーション部分

ちなみにNord Lead4はReleaseモードというのがあり、

弾いている間は上がり続け(下がり続け)

鍵盤を離すと下がり始める(上がり始める)ようになります。

これはVCOのリリースタイムをある程度長くしておかないと効果を感じられませんね。

実際にやってみると

下がって上がる
上がって下がる

こうなります。これはシンセサイザーそれぞれの機能によりますね。

その他の使い方

もちろんVCO以外の部分にもかけることができて、

VCFのFrequencyにかけるとオートワウのようになります。

割とこっちの使い方のほうがメジャーかもしれません。

次回

次回は「アルペジエーター」について書いていこうと思います。

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よかったら見ていってください。

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