今回はPurple Audioの「MC77」について書いていこうと思います。
![](https://i2.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/02/8dc92f69dc94ab209247afe84506d59d.png?fit=1024%2C425&ssl=1)
MC77
見るからに1176系のFETコンプレッサーですね。
インターフェイスはPurple Audioと言うだけあって紫になっています。
ちなみにステレオだとステレオ用のインターフェイスに変わります。
![](https://i0.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/02/f435a5ef4f97164f42e71aba9691ccbc.png?fit=1024%2C606&ssl=1)
M/Sモードに対応していて、MONOMAKERつまみとSTEREO WIDTHつまみがアクティブになりますね。
とりあえずモノラルから見ていきましょう。
スネア
例によってスネアで試してみます。
まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓
![](https://sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/02/8dc92f69dc94ab209247afe84506d59d-1024x425.png)
少しだけ調整するとこんな感じ↓
![](https://i0.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/02/d18661af24d20906e709e359a37e0e76.png?fit=1024%2C425&ssl=1)
このパラメーターのまま、RATIOだけ変えてみます。
![](https://i1.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/02/376b4f08e4e2b6c4a47dc9afc631016b.png?fit=1024%2C425&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/02/0e476941eb9d3a954762ad7bc37cee12.png?fit=1024%2C425&ssl=1)
![](https://i2.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/02/bcbf11454c2d29852d9d4a0c9ab779e1.png?fit=1024%2C425&ssl=1)
HOLDボタンを押すと複数の組み合わせができるようになります。
![](https://i2.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/02/ae17015072ce4185670644a142c886a5.png?fit=1024%2C425&ssl=1)
![](https://i1.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/02/634e5e66b3c66e7b0c8d7afad5760479.png?fit=1024%2C425&ssl=1)
全押しだとこんな感じです。
![](https://i1.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/02/5b03c545c6573cca919f1da12dbef10f.png?fit=1024%2C425&ssl=1)
個人的には4と12くらいがちょうどいいかななんて思います。
割とRELEASEのパラメーターが鍵でこれを動かすことで結構変化が出ます。
![](https://i1.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/02/b79a51d03d74d71c1335fe01aa757492.png?fit=1024%2C425&ssl=1)
![](https://i1.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/02/325f43462487fb1a3c23d8b0672076da.png?fit=1024%2C425&ssl=1)
RELSEASEが長いほど音が激しくなりますね。
ちなみにHEADROOMパラメーターは歪みやすさと言いますか、出力の上限をコントロールします。
HEADROOMを低くすると歪みやすくなって音量が下がり、上げると歪みにくくなり音量が上がる感じですね。
![](https://i2.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/02/a404b898013abdd8ce50b47c7062bae8.png?fit=1024%2C425&ssl=1)
![](https://i2.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/02/bcefe6a81e61da4d4a74935ef9b14bc7.png?fit=1024%2C425&ssl=1)
と言う感じで歪みの量をコントロールできます。
ドラムバス
次にステレオのドラムバスで試してみましょう。
まずバイパス↓
そしてデフォルト↓
![](https://sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/02/f435a5ef4f97164f42e71aba9691ccbc-1024x606.png)
今回はちょっと控えめにこんな感じにして見ました。
![](https://i0.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/02/b6fc5ad6ba5efc33bde67eed66307352.png?fit=1024%2C606&ssl=1)
M/Sモードにしてみます。
![](https://i0.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/02/159fb841eb40b0446cf84ba65345bd13.png?fit=1024%2C606&ssl=1)
MONOMAKERはモノラル化する周波数をコントロールするつまみですね。
低域から順にかかっていきます。
![](https://i1.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/02/8265955b55be7455366758482ac8dd06.png?fit=1024%2C606&ssl=1)
次にSTEREO WIDTHを回してみます。
![](https://i0.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/02/eb0c5f97811563bdb3118e8239565ea3.png?fit=1024%2C606&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/02/57dced7ef0c259d879d0da7ee8f29514.png?fit=1024%2C606&ssl=1)
FETコンプレッサーをステレオバスにかけることはあまりないかもしれませんが
なかなか気の利くパラメーターが揃っていますね。
アコギ
最後にアコギにちょっと試してみます。まずバイパス↓
次にデフォルト↓
![](https://sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/02/8dc92f69dc94ab209247afe84506d59d-1024x425.png)
なんとなくこんな感じがいいかなあなんて思います。
![](https://i0.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/02/55e694d006fa632b4514a0aaba8e3059.png?fit=1024%2C425&ssl=1)
全押しだとこんな感じ↓
![](https://i0.wp.com/sounds-detour.com/wp-content/uploads/2020/02/0a130ab1477b48514beb36ddc6f1e553.png?fit=1024%2C425&ssl=1)
なかなかアコギにも使えるかなと思います。
まとめ
割と素直な音をしているので使いやすいかなと思います。
パラメーターも基本的なところが充実していて気が利いていますね。
評判が良かっただけはあるのではないでしょうか。
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