今回はDenise Audioの「Perfect Plate XL」について書いていこうと思います。
Perfect Plate XL
名前通りプレートリバーブのシュミレーションプラグインですね。
まずバイパス↓
デフォルトだとこんな感じ↓
まず、一番左上にある12db/octはtail音にかかるフィルター(おそらくローパスフィルター)の勾配で、
12db間隔の48db/octまで設定できます。
その右にあるMIDIUMは左で勾配を決めたフィルターが適用される速さの設定です。
真ん中上でDARK、NATURAL、BRIGHTからリバーブのキャラクターを選択できます。
右上のFLIPはリバーブ音の逆再生と書いてあります。
SPLITはモノラルのソースからステレオのリバーブを作り出すボタンだそうです。(つまりオフにするとモノラルとなります)
中段にはEQが5バンドあり、下段には各種パラメーターが備わっていますね。
デフォルトの画面はリバーブの基本的なパラメーターが表示されています。
delayはプリディレイのことで最大1000msまで設定できます。
tailはリバーブタイム(decay)のことで最大10000 msまで設定できます。
右にはhpf(ハイパスフィルター)とlpf(ローパスフィルター)がありますね。
widthは左右の広がりをコントロールするパラメーターですね。
EQ画面の下にはRESO、DRIVE、ROTATE、DETUNE、DUCKERのエフェクトがあり、これ等は全てMIX比を任意で決められるようになっています。
RESO
RESOではレゾナンスの設定を行えるフィルターが3つ備わっています。(どの種類のフィルターかは不明ですがバンドパスフィルターかも)
freqで帯域(音階の間隔で設定)を選び、resでレゾナンスの強さを設定します。
フィルター3つのresoを全開にするとこんな感じです。
DRIVE
DRIVEはその名の通り歪み回路です。chainはpreかpostを選択するボタンです。
tape、warp、buzz、biteといった4種類の歪みが用意されています。
ROTATE
ROTATEはモジュレーションに関するパラメーターです。
vibrato、tremelo、filter、panの4つが配置されています。
shapeはLFOの波形を設定することができます。
sine(正弦波)、sine inv(逆相正弦波)、saw(ノコギリ波)、saw inv(逆相ノコギリ波)、sqr(矩形波)、sqr inv(逆相矩形波)、tri(三角波)、tri inv(逆相三角波)を選択できます。
offsetはLFOの開始位置(位相)をずらすパラメーターだと思います。(多分)
timeでLFOの速度を決めます。どうやらDAWのテンポに応じた設定のみで速さでの指定はできないようです。
feelはLFOの感度だそうですが、いまいち不明です。
smoothはLFOのエッジを滑らかにする働きがあるそうです。
DETUNE
wowは揺れの大きさを設定します。
shakeで揺れにランダム性を加えます。
speedで揺れの速さをコントロールします。
DUCKER
DUCKERにはコンプレッサーが備わっています。
holdはリダクションを安定させる長さです。
プリセット
ここからはプリセットを試していきます。
最後に適当にパラメーターを振ってみます。
アコギ
次にアコギで試してみます。まずバイパス↓
プリセットを試してみます。
最後に自分で適当にパラメーターを振ってみます。
ドラム
最後にドラムで試してみます。まずバイパス↓
プリセットを読み込んでみます。
最後に適当にパラメーターを振ってみました。
まとめ
かなり種類の多いエフェクトが搭載されているリバーブですね。
設定を掴むのには少し時間がかかるかもしれませんが、設定の幅はかなり広いと思います。
リバーブ音も素直で使いやすいかと思います。
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